自分のテンポで
午前2。
1st目は低学年ということもあり、ゆっくりたっぷりていねいにやった。一年生にも分かるように。
役者からは「遅い」と言われたが。お百姓の苦労が初めて分かったとも。
おれとしては今まではM氏のテンポをなぞってきたが、感情が追い付かないので、テンポより感情優先でやってみた。M氏のテンポは忘れて。
2st目は高学年なので、感情を出しつつ、テンポを詰めてやってみた。役者はその方がいいと。それでもM氏はもっと早いと。
M氏のテンポはいわば「マンガ」のテンポだと思う。ギャグまんがのテンポ。対して1st目のおれは、リアリズムのテンポ。おれの役者としての気質からすると、リアリズムのテンポがちょうどいいのだと思う。
ただし、この芝居はリアリズムの芝居ではないし、奇想天外なお話なので、あまりゆっくり丁寧にやりすぎるのも良くないのかもしれない。「大夫だけたっぷり芝居しやがって」てことになってしまう。役者やお囃子がしらけてしまう。1st目と2st目の中間くらいのテンポが一番いいのだろう。
今日は全編、客席を見ながらやってみた。確かに全然違う。舞台を見ながらとは。客席見ながらの方が芝居が大きく膨らむ。
「語りだけの面白さ」で魅せるのはまだまだ難しいね。落語家のような人柄もまだまだ備わってないし。
けれど、自分のテンポで。自分の芝居を!
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